2019/04/22(月) 札幌地裁で、国家賠償請求訴訟と自衛隊の行動の差止を求めた差止請求訴訟について、前者は原告らの請求を棄却する判決、後者は請求却下の判決が言い渡されました。
札幌ではまだまだ途中という段階で、裁判長から一方的に弁論の終結と結審が告げられ、判事の忌避という騒動に陥っていたのですが、結局、忌避は認められず、この判決言い渡しに至ってしまいました。
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前回の忌避申立に至る状況はこちら http://anpo-ikenjaro.jp/?p=2244
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東京の『安保法制違憲訴訟の会』のホームページ http://anpoiken.jp/で以下の記事が掲載されていますので、まずはご一読ください。
. ● 安保法制違憲 北海道訴訟第一審判決に対する声明
. http://anpoiken.jp/2019/04/22/seimei0422/
. > 私たちは、裁判所が憲法で保障された違憲立法審査権を積極的に行使することを札幌高等裁判所に強く求めて、直ちに控訴することを決めた。
. ● 満身の怒りを込めて札幌地裁判決を糾弾する
. http://anpoiken.jp/2019/04/22/seimei0422-2/
. > 私たちはこれからも平和憲法を死守するために国民市民と固く連帯しながら創意工夫して総力あげて闘い抜くことを決意している。この闘いの目的は、堕落した政治と司法を変え、憲法を国民市民の手に取り戻すことにある。このことこそが世界に誇る憲法9条を持つ国の主権者である私たちの使命であり責任であると確信するからである。
マスコミにとってはニュースバリューが少ないとの判断なのでしょうか、この重要な事実が・意味が日本中にトップニュースとして報道されないということの無念さ・残念さをどう伝えましょうか。
司法自らが三権分立を放棄しかねない事態はもちろん、「憲法違反」を政争の材料としか見ていない、政争の争点として機能していないと判断したら報道さえもされない――としか思えないのは日本の未来に深刻な影響を与えそうですが。
「安保法制違憲訴訟北海道」のホームページは http://anpoiken-hok.com/ です。