2023/06/10 に岡山弁護士会館で【敵基地攻撃と日米一体化 ~防衛費倍増は国民負担に~】というタイトルで、防衛ジャーナリストの 半田滋氏 の講演会を開催いたします。

    ※ 右下の 【Read More >】 をクリックすれば続きが読めます。  


2023/06/10 の 16:30 終了しました。


Youtube にて、この時の模様を公開しています。


※ 講演会の内容そのものは生中継のみとの半田滋氏との約束ですので、講演会前後の公開可能な部分のみです

【敵基地攻撃と日米一体化】

~防衛費倍増は国民負担に~


案内文より

岡山地方裁判所での不当判決から早1年が経過いたしました。
不当判決の後、安保法制違憲訴訟おかやまは、広島高等裁判所岡山支部に控訴し、現在高裁支部において進行協議がなされています。
この1年の間、岸田政権による防衛3文書の閣議決定や防衛予算大幅増の政策によって、我が国が戦争に巻き込まれる危険性がより一層大きくなっています。
今回、岡山地裁においても証人として日本国民が生命・身体の安全が脅かされる事態が現に生じていることを具体的に証言頂いたジャーナリストの半田さんの講演会を企画いたしました。現在我が国が瀕している他国間の戦争に巻き込まれる危険性を学び、安保法制について今一度考える機会にして頂ければ幸いです。

講師: 半田 滋 (はんだしげる)
1955年生まれ。防衛ジャーナリスト。元東京新聞論説兼編集委員。
獨協大学非常勤講師。法政大学兼任講師。海上保安庁政策アドバイザー。
1992年より防衛庁取材担当。
2007年、東京新聞・中日新聞連載の「新防人考」で第13回平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)を受賞。

● 日 時:2023年6月10日(土)13:30~ (開場:13:00)
● 場 所:「岡山弁護士会館」 2F大会議室
.   弁護士会館は岡山市北区南方 1-8-29 / 岡山地方裁判所北隣
● 参加費:無 料 (予約不要)
● 主 催:安保法制違憲訴訟おかやま弁護団

 
※ なお、講演会の後に「全国の訴訟の状況と判決の問題点について」「岡山訴訟の現状」を報告の予定です。
※ Youtube で 生中継の予定です。 https://m.youtube.com/live/FwnaG-tGGm0



 



Youtube にて、この時の模様を公開しています。


※ 講演会の内容そのものは生中継のみとの半田滋氏との約束ですので、講演会前後の公開可能な部分のみです


新たな戦前とさせないために

~安保法制違憲訴訟の高裁での戦い~

安保法制違憲おかやま訴訟の経過

安保法制違憲おかやま訴訟は、2022年3月23日に請求棄却の判決がだされました。
これを不服として、同年4月6日に広島高等裁判所岡山支部に控訴の申立をし、同月7月15日に控訴理由書を提出しています。
国からは、同年10月17日付にて控訴棄却を求める答弁書が提出されました。
そして、第1回の口頭弁論期日の指定がなされる前にどのように高裁の審理を進行をするか進行協議が裁判所で継続されている状況です。
我々は、一審の判決を覆すために、半田滋さんにもはや新しい戦前と言う状況となっていて、戦争の具体的危機が存在すること、青井未帆憲法学教授には人格権、憲法改正権などの侵害があり、裁判所は明確な違憲判断をすべきであることなどの証言をしていただくために証人尋問の申請を終えています。
初回口頭弁論期日が決まりましたらご連絡いたしますので、多くの方に法廷におこしいただきたいと思います。

全国の状況

安保法制違憲訴訟は、22の裁判所で25の裁判が闘われてきました。
地裁に係属しているのは高知地裁のみとなっています。
沖縄、大阪、札幌の訴訟は、時期的に他の裁判に悪影響を及ぼしてはならないとして高裁で敗訴を確定させています。
現在、札幌高裁、仙台高裁、東京高裁(4件)、福岡高裁宮崎支部、広島高裁岡山支部でそれぞれ控訴審が闘われています。
そして、群馬、さいたま、東京国賠・差し止め、京都、広島、山口、宮崎の各裁判が最高裁に上告して係属しています。
高裁での新しい動きとして、山梨訴訟(現在東京高裁に係属)において、憲法学者の第一人者であり、衆議院憲法審査会でも安保法制は違憲との意見を述べている長谷部恭男教授が証人尋問が行われました。福島訴訟(仙台高裁)でも5月19日に長谷部教授の尋問が予定されています。長谷部教授の尋問調書を岡山でも確保して、控訴審の新たな証拠として提出しようと思っています。

新たな戦前とさせないために

平和安全法制関連2法は、集団的自衛権を可能にした違憲の法律であることをこの訴訟で争っています。
2022年12月16日には敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有を可能とする安保3文書が閣議決定されました。そして国防予算の上限を倍増しようとしていて、正に戦争をする軍事大国化の道に踏み出しました。この状態にストップをかけ、新たな戦前とさせないためにも、この訴訟をなんとしても皆様と共に戦い、勝ちきる覚悟です。現在の私たちの置かれている状況を今一度、しっかりと学ぶために同封いたしました講演会を企画しました。ウェブ参加も可能ですので、知人など多くの方にお知らせいただき、思いを共有しながら、この訴訟を闘っていきたいと思います。

 
安保法制違憲訴訟おかやま弁護団    
事務局担当 弁護士 河 田 英 正


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