2019/06/13(木) 前橋地裁で、全国で初めての専門家を迎えての証人尋問が行われました。
「尋問」と言うと、刑事ドラマで見る「強制的な詰問」というイメージになりがちですが、裁判上は裁判官や当事者が証人に対して口頭で質問し、口頭で答えさせるという方法で「証言」を聞き取り、これを有力な証拠資料として扱うことになっています(これに対して、原告・被告本人から口頭聴取することを「本人尋問」と呼びます)。

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専門家による証人尋問が認められたということは、「この裁判所では真摯に審理を進めていく、証拠調べもキッチリ行なう」と表明したことに等しいと判断できます(「本人尋問」は東京地裁でも行われました)。

今回の専門家証人は3名です。

. ● 東京新聞記者編集兼論説委員・半田滋氏
. ● 武蔵野美術大学教授・志田陽子氏
. ● 元内閣法制局長官・宮﨑礼壹氏

岡山地裁での第8回口頭弁論の後の報告会においてもこの件が話題になり、参加者の中から「宮崎氏の証言を知りたい」旨の発言もありました。
特に3人目の「宮﨑礼壹氏」は、内閣直属の法案の是非(違憲か否かも含めて)を判断する責任者を務めていた方で、従来より今回の法律の違憲性を主張し、この法廷でハッキリと「今回の安保法制は明白に憲法の文言に違反している」旨の証言したと伝え聞かされていたからです。

「安保法制違憲訴訟ぐんまの会」のニュース第12号に、今回の証人尋問の要約が掲載されていましたので、これを閲覧・ダウンロードできるようにしておきます。

●  安保違憲ぐんまニュース 12号.pdf【 pdf ファイル  全8ページ (1,948,539 バイト)】


「安保法制違憲訴訟ぐんまの会」のホームページは https://gunmaanpoiken.jimdo.com/ です。


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